IT導入補助金を沖縄の観光業者が利用して、新しい観光ビジネスモデルへ移行することで、コロナショックで大きな痛手を受けた沖縄の観光業界も活性化できたら、ホッとする方も多いですよね。
特にIT導入補助金なら沖縄の個人や小規模で運営している業者でも、リスクのない挑戦ができます。
そこで今回は、IT導入補助金利用で沖縄の個人や小規模の観光客相手の飲食店やお土産店、宿泊業などを含む観光業者が導入した、いくつかのITツールを成功事例とともにお伝えします。
IT導入補助金で沖縄の観光業者がV字回復☆
成功した導入事例
IT導入補助金利用で、沖縄の観光業者は復活するか?
沖縄は観光業者が数多くありますよね。2020年のコロナショックでは緊急事態宣言も発動され、日に日に延期するなかで、特に体力のない個人運営や小規模な店舗や業者が閉店に追い込まれる、ピンチに陥る事態が起きています。
沖縄の観光業者は、例えば平和通りのお土産店や老舗のおきなわそば屋さんなど、接客して沖縄らしい温かさを伝えた、対面式の接客モデルが昔ながらの基本です。
けれども一方で、コロナショックを差し置いても一人に一台スマホ時代になり、沖縄の観光業において、ネット戦略を無視できない時代にもなっています。
【 IT導入補助金を利用☆沖縄でリスクの少ないネット進出 】
★ 今一部では、沖縄の観光業界においてITツールの導入・活用は、世界基準から考えると10年近く後手とも言われてきました。
→ 店舗での対面接客・営業を最終的なゴールとしながらも、道案内や便利なタッチレス決済ツール、お客様へ向けたサービスまで、ITツールとの連動のポイントは「便利さ」の提供です。
このように「後々は必ずITツールの導入が不可欠な世界になる」ことを鑑みると、コロナショックにより、補助金が期待できる今は、新しい時代へシフトチェンジするためのまたとない機会とも言えます。
今、特にコロナの影響を受けているならなおさら、IT導入補助金は沖縄の観光業者が活性化を計る、V字回復を果たすポイントです。
しっかりデータを分析
サービス提供のためのITツールも物販やサービス業には役立ちますが、ホームページを持っている場合には、そのホームページをより多くの人々の目に留まるようにアプローチできるよう、データ分析ツールも良いかもしれません。
「データの海」と言われるインターネットでは、ただホームページを作成しても、何もアクションを起こさないままでは、人々の目に留まらないことも多いです。
時に1日0人や一桁台の訪問者でしたら、集客は望めませんよね。
【 IT導入補助金を利用☆沖縄業者のデータ分析 】
★ 2020年のコロナ対策として創設された「コロナ特別対応型」では、ホームページ作成費用も補助金として適用されますが、その後、ホームページをより多くの人々に宣伝するための「seo対策」による成功事例は多いです。
→ 補助金を利用して、ホームページを軸としたネット広告を打ち出す方法もありますが、この場合には今後も継続的に広告のためのコストが掛かります。一方、seo対策を施したコンテンツは、その後も訪問者が継続して残る点が魅力です。
例えば、近年人気が高い沖縄の民泊から始まった、戸建て一棟貸し切りホテルなどの事業であれば、その近郊の観光情報やレンタカー情報など、沖縄旅行に興味がある人々が読みたいコンテンツを数多く打ち出します。
すると、この記事を通してホームページに訪問する人々が一定人数訪れますので、最後に自社サービスを宣伝することで、効果的なアプローチができる仕組みです。
【 IT導入補助金を利用☆沖縄業者のアンケート機能 】
★ ここで訪問者にアンケートを促し、クーポンなどのプレゼントを行うことで、より宣伝効果を高める機能なども見受けられます。
→ この他、情報ページの最後に紹介とともに、ネット予約システムを設置することで、スムーズな予約までの流れを作る仕掛けも有効です。
多くのお得な情報を提供してくれるサイトや人からは、なぜか親近感を覚えるとも言われ、そのコンテンツに感動した・納得したなど、何らかの嬉しい感情が動いた時には、そのまま購買行動(予約などのアクション)へ移るともされます。
IT導入補助金が利用できる今、沖縄の業者でも挑戦してみてはいかがでしょうか。
オンライン予約システム
また上記のような個人運営の民宿や、民泊事業から始まった戸建て貸し切りホテルなどの宿泊業であれば、オンライン予約システムの導入は魅力的です。
年齢層が高い世代では電話も抵抗はない方が多いのですが、特にスマホが定着している若い世代では、ラインなどの会話が一般化している今、電話予約もひと手間に感じる人々が増えているとのアンケート結果が出ています。
なかには「ひと手間」と言うよりは、「緊張」する若い世代もいることを鑑みると、電話予約自体が大きなハードルになり兼ねません。
今後、若い世代の集客を希望するのであれば、オンライン予約システムは不可欠とも言えるのではないでしょうか。
【 IT導入補助金を利用☆沖縄のオンライン予約システム 】
★ 一方、IT導入補助金で沖縄の宿泊業者がオンライン予約システムを導入するメリットは以下のような事柄を挙げることができます。
・ 宿泊希望のお客様に流れを作り、逃しにくい
・ リアルタイムで予約状況が分かるので、電話予約のお客様にも迅速に対応できる
・ メールなどネット集客へ繋げることができる
・ 予約システムに入力されたデータで分析ができる
・ 外部サービスと連携して、より強力な宣伝や集客効果が期待できる
・ 予約をシステム化することで、作業効率をアップし、人件費削減につながる
…他にもたくさんのメリットがあります。
このオンライン予約システムのIT導入補助金を利用は、沖縄業者では宿泊施設の他にもさまざまな業種で有効です。
例えば飲食店では今、コロナ対策によりソーシャルディスタンスを計る必要があるため、入店人数が半分ほどになっていますよね。
オンライン予約システムを導入することで、お客様も約束の時間に来て待たずに入店できますし、飲食店としても、お客様を逃さずに対応ができます。
ホームページリニューアル
2020年度の「コロナ特別対応型」では、ホームページ作成だけではなく、リニューアルに対しても補助金が適用されますので、これを機会にホームページをリニューアルしてみるのも一案です。
パソコンが主流だった5年~10年以上前にホームページを作成したままだったため、IT導入補助金をきっかけに沖縄の民宿でホームページリニューアルに踏み切りました。
この時、ホームページコンサルティングサービスまで受けたリニューアルだったため、宿泊希望のお客様をガッチリと掴み、予約までの流れが生まれた事例です。
【 IT導入補助金を利用☆沖縄のホームページリニューアル 】
★ まず、パソコン経由の閲覧が主流だった時代に作ったホームページは、スマホからでは読みにくい、アクセスもしにくい状況にありました。そのためスマホに対応したホームページに大幅にリニューアルをしています。
→ さらに沖縄の地理に詳しくないゲストが民宿までアクセスがしやすいよう、グーグルマップとの連動をしています。
さらに民宿サイトでのコンテンツには、ゲストが沖縄到着後にアクセスしやすい便利なレンタカー屋さんとリンクを張るなどのサービスを施し、沖縄旅行のプランニングがしやすい流れを作りました。
その結果、まずホームページのアクセス数自体が激増し、予約システムにより予約も増えています。
ITツールとは少しずれますが、この民宿ではポケットwifiルーターの貸し出しサービスを始め、このコロナ禍のなかで新たな顧客(リピーター)も増えた結果となりました。
いかがでしたでしょうか、観光業が多い地域性もありコロナショックを受けている事業者も多いなか、IT導入補助金で活路を見出す沖縄の旅行業者も少なくありません。
一気に収益に繋がりV字回復とはいかないまでも、IT導入補助金を利用した沖縄の観光業者の事例では、「リモート観光ツアー」を定期的に企画している事例もあります。リモート観光ツアー自体は数千円のツアーですが、これが後々集客へとつながる見込みです。
また観光施設や観光エリアでは、定期的な動画配信による宣伝・集客も見受けられます。
生徒を呼ばない動画による、(海上で大きなサーフボードのような板の上に乗る)「SUPヨガ」を配信するケースや、毎日沖縄の海の日の出・日の入りを配信する…、サーファーに向けて海の様子を配信する…、などの事例です。
未来まで見据えたアイデアで沖縄の観光業界全体が活性化するよう、賢くIT導入補助金を沖縄の業者も多いに利用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
観光業のIT導入補助金導入事例
・IT導入補助金をきっかけにネット進出
・ホームページを広く届けるseo対策とデータ分析ツール
・宿泊希望のお客様に流れを作り逃さないネット予約システム
・既存のホームページをコンサルしてリニューアル
・定期的な動画配信で、将来的な集客に繋げる